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怒りのfunのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.4
WOWOWでたまたま録画されていたのと最近ハマってよく観ているYouTubeの映画解説動画の人が感想動画をあげていたのでその動画を見るために見ました。
どの俳優の演技も素晴らしかったです。
ミスリードも多くて誰が本当の犯人なの?と終盤までなかなかわかりませんでした。
犯人像はまんまリンゼイさん事件の一橋をモチーフに一橋に似てるなと思っていた森山未来くんと綾野剛くんキャスティングするあたりよく引き受けたなという思いと絶妙!ってキャピっとする気持ち。
二人の人相の補助要員としての松山ケンイチさん三人を足して割った感じの手配写真…でも一橋って感じでしたけど。
沖縄出身の友人が島に逃亡者来るのマジであるんで本当に嫌って言ってましたけどやっぱりこういう島なら逃げ切れるかも?って思ってたどり着いたり目指したりする人多いんだろうな。
人生をやりなおすならやはり暖かい場所の方が受け入れてもらえそうな気がするのかな?
寒い地方は心の扉も固く閉ざしてそうなイメージ。
それにしても素性のわからない人を信じるって本当に難しいし、サイコパスの考えてることって凡人には理解したくない思考。
1000人に1人の確率でサイコパスの要素を持っているそうで、生活環境で改善されることが多いそうですが劣悪な環境や改善し難い強固な素質によって最終的に…遺伝子に抗えないとかあるらしいです。

宮崎あおいちゃんの知的障害が少し入ってる感じの演技、ボロボロになるまで客の要望に応えて…それでも子供のような純真さは残っており、
渡辺謙さんの父親の気持ちと合わさってヒリヒリする瞬間が何回かありました。

オチがわかっていてもう一度見るかどうか…でもなぜか宮崎あおいちゃん見たさでもう一度見てしまうかもしれない。
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