ピナコ

怒りのピナコのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.0
題名から避けていた映画
強い"怒り"は観たくないなと

ただ感情を押さえきれなくなった怒りだけではなく
悲しい怒り、情けない怒り、寂しい怒りさまざま
深く愛しているからこその怒り。

人を信じるということはどういうことでしょう?
裏切られるのが怖くて信じられない
自分より見下しているから信じられない
寄り添えないから信じられない

その人から発せられる言葉のみで貴方は人を信じますか?
目で見たままを信じますか?

信じてあげることも難しく
信じて貰うことも難しい。
何故でしょう。

真実は時に必要でない…
そんな気がしました。

ある事件から
疑いを抱いてしまった人々
あるいは信じたい人々
そんな3つのストーリー。


すずちゃん
衝撃だわ、演技とはいえ目の当たりにすると涙でる。本当にもあることだから…
役の彼女に立ち直って欲しいと願うばかり。ごめんなさいうまく言えない。


始まりは臭うほどの重い現場シーン
終わりは切ないほどの沖縄の海があまりに綺麗すぎる。
ピナコ

ピナコ