小田野ゴウ

怒りの小田野ゴウのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.2
一人で映画館に見にいって、一週間引きずった作品。個人的には今までで一番の鬱映画だった。
実際にあった事件を元にした部分もあり、社会(地域)問題も描かれていて、エンターテインメントである映画なのに現実を突きつけられ、見た後にものすごく凹んでしまった。
広瀬すずさんがインタビューでやりたくないシーンですごく嫌だった、みたいな事言ってたシーンが本当に見ててツラかった……やたらリアルで怖かった……
女の子が見たら結構ショッキングな内容だと思うけどこれは決して他人事じゃないとも思って欲しい。
内容は3つの話が入れ替りで進んでいくのに難しくなく、見やすかったしどの話もハラハラする展開。妻夫木聡さんと綾野剛さんのカップルの結末がつらすぎたけどすごく好きな感じだった。
キャスト陣豪華すぎ、みんな演技上手すぎて「演技すごい合戦」で内容が入ってこない。高畑充希さんのモブ女子演技も凄かった。