しょうちゃん

シン・ゴジラのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
3.0
世界的怪獣キャラクター“ゴジラ”を日本版としては12年ぶりに復活させた特撮アクション大作。

謎の巨大不明生物“ゴジラ”の出現という未曾有の国難に直面した現代の日本を舞台に、
全てが想定外の中でギリギリの決断を迫られる政府関係機関の緊急対応の行方と、
ゴジラに立ち向かう人類の運命を、
綿密なリサーチに基づくリアルなストーリー展開と迫力の戦闘アクションで描き出す。

12年ぶりの復活となる日本版ゴジラは、
着ぐるみではなくフルCGだった。
最初のゴジラの姿を見て「なんじゃ?」と正直思ったが、
進化するので最初からあのゴジラの姿ではなかった。
庵野秀明が監督だけあって圧倒的にセリフ量が多く、
演出が“エヴァンゲリオン”そのものだったので、
“エヴァンゲリオン”ファンには楽しめるかも。
ゴジラよりも、
それの政府の対応が圧倒的に描かれており、
首相官邸をはじめとする政界はあまり馴染のない世界なので、
ゴジラの登場からの展開にはついていくのが大変だった。
とにかく情報量が多すぎる。
総理大臣や閣僚のお粗末ブリも描かれており、
今の日本を象徴していると思われる。
もっとゴジラの活躍を見せて欲しかったのと、
ちゃんとした怪獣映画が観たかった。
在来線を爆弾にしてゴジラにぶつける攻撃は面白かったけど。
石原さとみのセリフ「ガッジーラ」がギャグにしか聞こえなかったし、
英語と日本語を中途半端に使い分けるのもなんだか。
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