換気

シン・ゴジラの換気のレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.6
たぶん3度目の鑑賞。

ゴジラが都内に進出してきた初動段階で、着実に被害が深刻化する市街地の様子と、淡々と形式的な会議を重ねる首相官邸の様が交互に映し出されるところ。
対比的で緊迫感の差が画面からにじみ出てる。


ゴジラ撃退の中心者だけに焦点を当てるのでなく
市井の人々が逃げ惑う姿や社会の混乱を臨場感溢れる描写で合間に挟んでくるの、庵野監督憎いな〜と思うところ。



巨災対のメンバーが省庁、官民、年齢の垣根を超えて一体化していたのがやっぱり痛快。いいチームやなぁ。


最終的に外交的手段も持ち出すなど政治色の濃い作品ながら手に汗握って最後まで釘付けになる作品、素晴らしい。
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