庵野監督の庵野監督による庵野監督とオタク達の為の映画。
幼少期エヴァに出会い、人格形成に影響されまくった為もはや全てのエヴァっぽさを良さと感じてしまう。
そうでない人にはそうでもないのだろうとも思う。
しかしそういうエヴァっぽさに感動してしまう人が、この20年でこの国にはごまんと居るようになってしまったのだ。
もうエヴァっぽさに感動することがマイノリティーではないレベルに。
そしてその庵野監督が今や日本の今とかそういう現実テーマに対する答えをこの映画では出している。
なんかその時間感覚に感動してしまった。
オタクにとってはこの「エヴァっぽさを良く感じてしまう様に生きてきた時間」を否定することなく「やっぱり最高じゃないか」とポジティブに肯定出来た素晴らしい映画なのです。
(とはいってもQに関してはなんとも言えない側の人ですが)
そのエヴァっぽさの元を辿ればゴジラっぽさだったりするので諸々の問題はまぁええんではないかと。
庵野監督の次は「シン・ウルトラマン」かな。