アル華

シン・ゴジラのアル華のレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.7
2021; 再見’ “現実対虚構”
はい最高。皆様御用達”シン”シリーズの体内システムの核として指揮を担う庵野秀明監督作品です🎬

庵野監督といえばもちろんアニメエヴァンゲリオンシリーズを手掛けており、本作は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)と『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2020)の間に製作されました。そんなこともありシンゴジラとエヴァ、切っても切れない関係で繋がっています。

音楽は鷺巣詩郎さんによるお馴染みのEM20、脚本は庵野監督が手掛けていることもあり、脚色も双方作品で類似点が多いです。そのためシンエヴァはじめとするエヴァンゲリオンシリーズ、Youtubeで公開されている『おおきなカブ(株)』、安野モヨコさん著書『監督不行届』などの庵野秀明関連作品を鑑賞した後に本作を見直すと、過去の記憶と新世界の創造を繰り返す作家性に見惚れるばかりでした。

台詞回しもユニークだし、ゴジラという固定概念に変革をもたらした進化、絶望と共に感じる美しい破壊、そして何より鑑賞していてワクワクする。そんな本作にスコア高めです😊


▪️余談📝
作品レビューは皆様が数多く投稿されているので、庵野監督を主題に書かせていただきました。
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