ひでG

信長協奏曲のひでGのレビュー・感想・評価

信長協奏曲(2015年製作の映画)
1.3
インフル期間、レンタルも映画館も行けない!何でも見てやれ、第2弾!
「好きっていいなよ」もかなりの衝撃だったけど、これはそれの比じゃない。いやあ、これはレビューとか書く、つまり、正面から論じたりいては行けない分野なのかもしれない。
でも、確か2014年邦画実写興業一位?、つまり相当お客さん入った映画だから、小栗くんみたいが劇中に言うように「明日につなげるために」書くね〜

映画見てて、20分くらい経つと休憩入れたくなる、つまり見続けれなくなる映画も久しぶりだったなあ。
クライマックスで、劇中の主人公と同じ言葉をこっちも発した映画も初めてかな。
「嘘だろ〜!」

いいんだよ、荒唐無稽でも。僕は歴史ものは好きなんだけど、テレビ版も原作も見てないから、違和感と戦ってたんだけど、「うつけ」て今で言う差別用語だよね、とか、家臣は「親方様」だろ〜とか、

でも、「これは歴史関係ないんだよ、「ロードオブザリング」みたいにファタジー的に見ればいいんだ」て思うようにして、何とか踏ん張ってみてた【録画してあったので、「早送りしたい〜」て気持ち抑えながら】

まあ、細かい点はいいよね、この際。おおもとだけに目を向けよう。
大きな欠点だけに絞ってまとめるね。

これって、タイムスリップ歴史物だよね。
2つの時代のギャップとか違和感とかぬぐいきれない歪みとかに作品の面白さとか深みが出てくるもんだよね、

思い出すのが「仁」これはテレビ版だったから細かく描けた利点はあるにせよ、南方先生と咲が未来で会えるなんてなかったり、「時かけ」では、原田知世は深町くんのことさえ忘れてしまっていたよね。そこに時の流れの絶対性の前での人間の虚しさや切なさも出るんじゃないの?

それなのに、この映画では、斬られたはずなのに、無傷で現代に戻って、妻からのメッセージ【画像めっちゃきれい】見て、満足してる主人公見せられたら、「嘘だろ?」と観客が叫びたくなるよ。

この作品の良くないところは、そういうギャップが一切ないところ、
なぜないか、
それは全てを現代側の視点から改変してるから。

「歴史は変えられる・変えられない」みたいなセリフが度々出ているけど、十分この映画の内容だけでも歴史変わってるし、【秀吉の中国大返し、なくなってるしね】一番歴史を変えてるのはこの映画の脚本家だよね。
しかも、物語上都合だけで。
物語序盤、教科書で「俺死ぬのか」て驚くけど、「話の盛り上がりの都合上」だけで、「本能寺のワード」その時隠しておくとか、作り手の都合だけ。

サブローが盛んに「戦争のない世の中」て言いながら、合戦でめった斬りにしていたり、→画面からは、合戦をむしろ楽しんでる風に見えるし。「平和」何て言いながら彼の回想には庶民は出てこなかったり。

もう一度言うけど、荒唐無稽いいんだよ。タイムスリップありだよ。
だったら、道徳の教科書みたいなこと言わせないで、楽しく描こうよ、ワクワク描こうよ。破茶滅茶にやっちゃおうよ。やべ〜歴史変えちゃったみたいな。
でも、戻ってきたら、思い出せないみたいな思い切りが欲しいな

思い切りがなく、お仕着せがある日本映画の最も悪いところが全て出た映画だったな。

ラストの動画配信は、荒唐無稽って言い方すれば、かなりのもんで、まあそれはそれで、馬鹿っぽくていいけど、この映画の
妻役の柴崎コウは全体的にやる気がなかったね。