まつき

杉原千畝のまつきのレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
3.9
「世界を変えたい」という想いを貫き通した、杉原千畝という一人の日本人。6,000人ものユダヤ難民の命を救い、また戦時下の人々の荒んだ心に光を照らす。

ナチスドイツや戦争をテーマにした映画は、絶望的な状況や残酷な描写が続き、最後の最後に救いが訪れる、という作風が多い。

しかし本作は、人々に希望を与えるところに焦点を当て、平和の素晴らしさや幸福に浸る描写が多く、異彩を放っている。

彼が信じた正しい道を進んだ結果、多くの命が救われ、多くの人の心が救われた。扇情的な展開ではないにせよ、その一人一人の表情で嬉し泣きしてしまう。

ラストのピクニックシークエンス。ピクニックの情景と、小雪演じる杉原千畝の妻のセリフが知らせる、平和の到来が素晴らしかった。

唐沢寿明と小雪の演技が素晴らしく、他の人物を含め、希望を感じさせるグッとくるセリフが多く良かった。うん良かった。

わたしもスマイルでよき人でありたい