DaikiSugihara

杉原千畝のDaikiSugiharaのレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
4.0
「スギハラ、センポ・スギハラ」

千畝さんについて初めて知ったのはTVドラマだった。
その後、学校の教科書で千畝さんのしたことを知った。
「日本のシンドラー」と呼ばれる人格者という印象だった。
さらにその後、TVで千畝さんの特集を見た。
それに触発されて文献を調べてみた。
白石仁章氏が書いた「諜報の天才 杉原千畝」を見つけた。
今作の参考にされている文献だ。
「諜報の天才」と書かれるだけの実績を挙げている。

映画も「命のビザ」についてだけでなく、インテリジェンス・オフィサーとしての派手ではないリアルな諜報活動のシーンも描かれている。
もちろんビザ発給のシーンは期待通りのシーンになっている。
千畝さんの家族や現地職員との関わりもいいシーンになっている。
ナチスによる虐殺や戦争が激化していく悲しいシーンは見ていて辛くなる。

唐沢寿明や小雪ら日本人俳優の英語がとても流暢だった。
小日向文世もしっかり大日本帝国軍人だった。
塚本高史や滝藤賢一、濱田岳といった俳優も長くはないが印象に残る演技をしていた。
ユダヤ難民や大使館の職員を演じた外国人俳優もよかった。

紙切れを書き続けることでユダヤ難民を救うことができた。
それによってスギハラ・チルドレンが生きてこれた。
「世界を変えたい」と思い続けていたい。