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杉原千畝のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
4.0
杉原千畝さんについては『シンドラーのリスト』公開後に“日本のシンドラー”として脚光を浴び、私も当時本を読んだ記憶があります。しかも同じ岐阜県民だということで余計に勝手に親近感を持った次第です(^_^;)

第二次大戦前にスパイとして働く姿から描かれています。
ここは記憶に無かったので非常に興味深く見られました。
スパイといっても007やイーサン・ハントみたいに殺人を犯すわけではなく、あくまでも当時満州を巡って敵対していたソ連などの情報収集。
この辺りの時代背景も知っておいた方が確実に楽しめると思う。
満州国と本国日本のビミョーに認識などが違うところは説明が無いので「?」なところもあるでしょう。

中盤から終盤にかけては大日本帝国政府の意図に背いてユダヤ人を助ける為のビザの発行に没頭する姿に感動してしまう。
本当にただ“人を助ける”事のシンプルさを体現しただけなんですよねぇ。
異常にドラマティックにしていない作りなので泣ける事は無かったですが見て良かったと思えましたね。

これだけ偉大な方ですがほんの数年前まで日本政府は杉原千畝の存在を認めてなかった事にも驚きます。
本人も一切自伝を書いてないようですし、認めてもらいたい云々は無かったでしょうけどね。

とりあえず日本人なら見ておくべきだと思える映画です!

【イオンシネマ各務原】