服部だった何か

杉原千畝の服部だった何かのレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
2.6
今年観た映画は今年のうちに済ませときたいんやけど間に合うやろか。
観た直後でも感想がイマイチ存在せんかった作品なんやけど結構時間が経ってしもて一向に書く気が起こらんコレやっつけとかなアカンな。

主に語られるはリトアニアはカウナス日本領事館領事代理在任中、ナチスの迫害にあった欧州各国からの難民に対して大量のビザを発行したっちゅーお話。本国である大日本帝国の意向を無視して目の前の人命を優先した外交官っちゅーわけや。
冒頭は満州国での出来事から始まり、リトアニアへ赴任するまでの経緯や家族とのやり取りも描かれるし、最初は難民達に対して門を固く閉ざしていたのが何故そういう行動に出たのか、っちゅーところもじっくり描いてる、ような気がしなくもないんやけど。
映画全体を通して終始感じたのが「退屈」。
史実に基づいた作品であんまりこういう単語を使うのはどうかと思うんやけどほんまに退屈やった。
色々と盛って物語に起伏をつけろとかそういうことは全く言うつもりはないんやけど、静かで真面目な作品の割にはあまりに響いてくるものが少なすぎるし重みを感じるべき台詞が物凄く薄く聞こえた。

唐沢寿明という俳優さんは好き、一個その気持ちが乗っかっててもこの感触ってのは良くない。
地味で静かで真面目な作品は好物やけど、重さが感じられんとここまで退屈になるんやな工藤。