三次元からきたブロンディ

杉原千畝の三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
3.7
「杉原千畝」良かった。
第二次世界大戦中のリトアニア領事代理時代に6000人ものユダヤ人に日本通過ビザを発給して難民の命を救い「和製シンドラー」と呼ばれた外交官杉原千畝の半世を描いた作品。

史実をもとにしているけどかなり脚色しているのだろうと思う。杉原の情報収集力は素晴らしく、外交官=スパイという図式がまさに当てはまるようだった。さらに集めた情報の分析力も素晴らしく、ドイツがソ連に侵攻を企てた時点で日本が負けることを確信した。

ただ、映画における時間経過が季節の変化や杉原の子供で類推されてたが、とてもわかり辛かった。そして多くのユダヤ人を救ったのは杉原のビザだけではなく、その心意気を感じた多くの日本人の協力があって彼のビザを持った人たちを船に乗せて日本に向かわせたのだというのが分かった。

この映画で観て分かったことなのだが、人間はやはり平等に生きていくべきだ。ナチのユダヤ人差別、アメリカの黒人差別、南アフリカのアパルトヘイト問題、そして現在アラブ人の方たちが差別に直面している。

色は違えれど、同じ人間なのだから、話し合いをすれば、そうすれば世界は平和になると僕は思う。