実際に存在した日本の外交官のお話です。人が人に手を差し伸べるのに、国籍や肌の色は関係ないと深く感じる映画でした。
杉原さんが発行した「命のビザ」に端を発し、数人の日本人がその善意を繋ぎ、約6千人のユダヤ系難民が救われたそうです。そして、その子孫は約4万人とのこと。まさに、杉原さんによって繋がれた未来ですね。
杉原さんの行為は、当時の状況下では本当に危険なものだったと思います。一歩間違えば自身や家族にまで咎が及ぶものだったかもしれません。
それだけに危険を顧みず、多くの命を救った杉原さんを尊敬すると共に、同じ日本人として誇りに思いました。
"人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう"
ハルビン学院「自治三訣」
深く、深く胸に刻まれました。