クチュリエ、クチュリエールたちの手から
最新のモードが次々と生まれていく様子って、
まるで魔法のよう…！
言わずもがなだけれど、チーフデザイナーに限らず
老舗ブランドを守っていくってとってもすごいこと。
〝Dior〟の名を背負い、ディオール氏自身をはじめとする、サンローランやエディ・スリマンといった偉大なデザイナーたちの後継者なんだもの。
ピンと背筋が伸びる思いと、ずっしりとした責任感。
けれどブランドの伝統を大切にしつつも、クチュリエたちが盛り込んだ〝こだわり〟がとっっても素敵…！
作中で、自分の作品を送り出すクチュリエールの方が、
〝寂しさを感じるわ。愛しい我が子と離れる気分よ。〟
と言ってらっしゃったのがとっても印象的です。
自分こだわりが詰まった作品。自分の手から生まれた愛しい愛しい作品だものね。
ラフ・シモンズはミニマリストとして知られていたようですが、
ラストのファッションショーのオートクチュールドレスの数々から、そんな彼らしさが感じられました。
シンプルでなおかつエレガントでとてもとても美しいのデス…！
私の今回のお気に入りのドレスは、
ピンクのロングドレスと、裾が大きくフット広がった、白のAラインドレスです♡
