素直に白状しますと、ポスターの岡田将生くん(眉間にシワ寄せインテリ眼鏡)がカッコ良すぎて観に行ったというのが本音なのでございますが（笑）、前評判でハードルは極めて下がっていたので、十分に楽しめたかなぁという感じです。
細かいことは他の方のレビューで書かれているので控えますが、とりあえずそのホラー演出聞いてないぞ！と鑑賞中に叫びたくなりました。構えてなかったのでホントに震えました。笑
網膜に蓄積された(？)視覚記憶には当人が認識した幻覚も含まれるため現実とは異なるという設定には圧倒されました。実際にその技術が運用可能になったら怖すぎますよね。
絹子役の織田さんが話題になっていますが、鑑賞中私はずっと『渇き』の小松菜奈さんに重ねて演技を観ていました。強烈なインパクトを喰らいました、今後の活躍に注目したいです。
原作を読んでいないので何とも言えませんが、物語の着想は素晴らしいのになぜこうもとっ散らかった仕上がりになってしまったのかと少々苦言を呈したくはなります。しかし十分に楽しめる部分も豊富に用意されていると感じましたし、岡田くんも本当にカッコ良かったので（笑）、ぜひ観てみてください。
(ホラー苦手者の皆様へ。不意打ちの怖さはありませんので、あっこのシーンたぶんヤバい！と思ったら目を背けることをオススメします。なんとかなるレベルです。笑)
