2時間半弱の尺を持つ本作、途中で気持ちが折れそうになる事が何度かあった。
ストーリー展開が取り止めが無くぶつ切りの様な感じで観ていてリズムがとても悪い。そのブツ切れが一つに繋がっていくかというとそんな事も無く....。それ即ち伏線も上手く回収出来ていない訳で。
設定である死者の脳をスキャンして人間を介して映像化する技術を捜査に活かすチーム『第九』。スキャン映像では主観が入る為、証拠として認められないが捜査には有効だというものでワクワクさせるもの。そこに封印されていた貝塚事件と死刑執行された椎名桔平事件の2つのラインが並走する。
少女漫画が原作との事で未読である為、生田斗真演じる室長が腕を後ろに回している佇む姿が多くなんか滑稽に映ってしまっている。
突っ込み所も満載で犬の脳をスキャンするシーンは誰が媒介して映像化したのか、犬？人間？。
最後のシーンもとても残念だったね。
