この作品は映画化発表時点から、原作を知っている人たちにネガティブなことばかり言われていたのをよく覚えている。それを見て「またアカン系実写化か〜」と思って避けたからだ。公開後もレビューは低評価の滅多刺し。
でもいざ観てみたら、とっても大友監督らしさのある、見応えのある作品だった！なんてこった！ていうか大友監督作品なんだ！完全に観たいリストから外してたからそれすら知らなかった！
主要キャストを見て女性向けだと思っていたしけど、これも大概な偏見だった。描写がいちいちエグいし、怖い。ミュージアムよりエグいと思う。ついでに生田斗真の顔面の華やかさもエグい。なんてこった。
この映画が原作ファンのネガキャンや粗探しが原因で正当な評価を受けられなかったのなら悲劇だなあと思う。ちゃんと面白いし、しっかりした作品だと思うんだけど。
特にラストはたまらなく素敵。大友監督作品が好きな人であれば、十分楽しめる映画だと思います。
原作も気になる。
