紫色部

母と暮せばの紫色部のレビュー・感想・評価

母と暮せば(2015年製作の映画)
2.5
2015.12.3 新宿ピカデリー(試写)

直前に本作と対になる立ち位置の傑作「父と暮せば」を観ていた分、やけに説明的に思える描写が目立ったし(台詞の多さが説明的な演出に直結しないことが「父と暮せば」との対比でより浮き彫りになったと思う)、そうかと思えば伝えんとするメッセージ性も敢えてぼやかしたような、大衆向けを狙ったような、どっちつかずな印象しか受けず、映画的にうまい作品だとは決して思えなかった。二宮和也も黒木華もよく山田監督に従順に役柄を演じ切ったと思う。本田なんちゃらとかいう子役は、逆によくあそこまで作品の雰囲気を台無しに出来たものだとある意味感心した。