もりもと

母と暮せばのもりもとのレビュー・感想・評価

母と暮せば(2015年製作の映画)
3.9
新藤兼人平和映画祭で鑑賞。

とても良かった。

導入部分の白黒のパートがとても良かったので、作品に引き込まれるようにして見ることができた。

この作品は死後の世界というものがあるという地平の上で語られている。吉永小百合さんの演じた主人公がキリスト教徒なので、その視点で描かれているとも言える。
死後の世界というものを否定する立場から見ると、この作品で描かれてることはどうしようもないほどに悲しい。その視点を上海のおじさんが示してくれていた。
この2つの視点がうまく同居していて、原爆の残酷さを描きながら希望のある終わり方になっていた。そこが良かった。

この作品はすべての人が見るべきものだと思った。


ただ、エンドロールの合唱の映像のクオリティはどうかと思う。