Mamiyaっち

母と暮せばのMamiyaっちのレビュー・感想・評価

母と暮せば(2015年製作の映画)
4.0
10才にも満たない坊主頭の男の子が、
赤ちゃんをおんぶして、直立不動の姿勢で、
空を見つめるように立っている…
赤ちゃんは、眠っているように見える…

実はその男の子は、
火葬場の順番待ちをしているのだ。
眠っているように見える赤ちゃんは、、、
実は死んでいるのだ。

長崎の原爆資料館にあるという一枚の写真❗️
忘れられない写真…

原爆ではなくても、
親に死なれた子供ならば、それを乗り越えて
強く生きていこう!…となるけど、
子供に死なれた母親は、
生きる気力もなくなるでしょう。。💧

生き残ったお母さんには、当然受け入れ難く
息子は確かに存在していたのだと。
子供を想う母親の気持ちは理屈ではない、
本能なのだ💥

印象的なセリフは、
「なんでうちの子が亡くなって、あの子が幸せ
になるの・・」である。
これは辛いけど “母親の本音” だろう‼️

長崎の “平和祈念像” の上を指した指は、
(原爆がここにきたよ)じゃなくて、
来世を指してるんだよね。
もっと言えば “未来”…✨

息子を戦争で亡くした母親の無念。
これほどまでに静かな反戦映画を、僕は他に
知らない 💯