こんちゃん

母と暮せばのこんちゃんのレビュー・感想・評価

母と暮せば(2015年製作の映画)
4.0
戦後70年。山田洋次監督が家族は辛いよよりも先にぜひとも今年公開したかった映画。とても丁寧に作り込んである映画。優しく上品な人たちと、戦後の慎ましく寂しい日常を描いている。戦争はしてはいけない。国民、市井の人々が傷つき泣いている。小さな女の子が父の消息を尋ねて役場に行き、戦死を知らされても気丈に振舞う姿に胸が詰まった。