山田監督の死生観というか、死に対する感じ方というか。
死者との対話を通じたストーリー展開。
残された者の幸福を見届けたいという死者の未練。
先立たれた者の気持ち。
おそらく霊感の強い人には感じること…
"戦争"をテーマにした作品は兵士視点のものが多い印象だが、この映画は戦時下で厳しい暮らしを強いられた人々視点。
舞台は長崎。原爆投下により、遺品も骨もなにも残らなかった息子が、亡くなった3年後に母…
長崎市への原子爆弾投下
1945年8月9日
この日、沢山の人が亡くなりました。
姿形、骨すら残らなかったのだろうと思います。
物語はここから約3年後。
突然、1人暮らす母の元へ息子が現れる。
突…
お母さんが一番つらい。浩二が一番つらい。町子が一番つらい。黒ちゃんだって一番つらい。上海のおじさんだって一番つらい。
お母さんがふと心の隅の思いを漏らした、「なんであの子だけが幸せになるの」から以降…
戦争を大枠で考えてしまいがちで、、例えばあの日長崎でどれだけたくさんの人々が亡くなったとか、どれだけ街が破壊されたとか、、でもやっぱり当たり前にその人々の数だけその時の生活とか大切な人とか、夢や希望…
>>続きを読むなんとなく観たのでいきなりの原爆シーンに驚いた。
長崎での原爆で亡くなった息子が亡霊として現れ、母親と他愛のない話をする。
亡霊でもまた息子に会えて親なら嬉しいだろうなぁ。
何気ない会話なんだけど微…
うーん、どうしても「父と暮らせば」と比較してしまう…。俳優の演技うんぬんは、どちらも素晴らしいので置いといて、やっぱり構成とオチへのもっていき方の問題かな。完全に個人的な好みだと「父と…」のほうが好…
>>続きを読む「母と暮せば」製作委員会