すぽんてぃにあす

陽だまりハウスでマラソンをのすぽんてぃにあすのレビュー・感想・評価

4.1
かつてメルボルン・オリンピックのマラソン選手として、見事金メダルを獲得したパウル・アヴァホフ。
そんな彼もすっかり年を取り、妻とともに老人ホームに入居するところから物語がはじまります。

サブキャッチコピーは「胸を張って、でも肩の力は抜いて」
「人生と走り方のコツは同じ」

こういう元気を分けてもらえる映画、大好きです。
作中の雰囲気はハートフルかと思いきやそうでもなく、若干の暗さが物語に強弱を付けて、なかなかの見応えを演出してくれています。

笑われながらも馬鹿にされながらも、何かに一生懸命になる姿はきっと、誰かに勇気に与えてくれる。
作品を観る我々にも。