生姜異物強壮

トランスフォーマー/最後の騎士王の生姜異物強壮のレビュー・感想・評価

2.8
ハリウッド版トランスフォーマー・シリーズの5本目は、東宝ゴジラ・シリーズに例えるなら、新次元に暴走を早めた『ゴジラ対メカゴジラ(第14作)』くらいの境地にまで?突っ込んできてますね。

米国での悪評コメにも『マイケル・ベイ、ラリってるのか?』とあるように、もう「ストーリーに説得力を求めるなら観るな!!!」と言わんばかり^^;の《理路分裂★巨編》を狙い倒しております。

そこへきて、(商売仇の)ジェームズ・キャメロンを揶揄ったワケじゃないでしょうが、最終決戦シーンの前半は『アバター』の(同じく決戦シーンの)敵味方を逆にしたようなビジュアル。

ただ こっちの場合は、蝶のごとく自在に群れ飛ぶオスプレイが"人類の希望、正義の遣い"であるがごとく「墜ちない」で、空中の離島への揚陸ミッションを勇猛に遂行。結果、ほぼ全機が離島に不時着しまくり機体大破するも、搭乗兵やら女子中学生は かすり傷で済むんですなあ。どんだけ頼れるんだオスプレイ。

で、しまいにゃ英国の某SFドラマの"家政婦アニータ"こと、ジェンマ・チャンまでが(いかにもファッションモデル出身ですの、と言わんばかりに)楚々たるお召し物で 歩いておいでになって!?おいおい、ベイ監督…あんた ラリってんのかあ?