うーん、なんだかなあ。
たとえばシリーズ通して伏線があってそれを回収していくならストーリーに深みがでるのだろうが、この映画は今回新しい設定追加してみましたって感じで新しい要素を加えてくる。しかも、それじゃあ話が薄くなるのがわかっているのかアーサー王伝説と絡ませて、ストーリー深いでしょ？考えてるでしょ？感を押し出してくる。深みを出すために必要な「時間」を自分達の映画でつくるのではなく、語り継がれてきた伝説からちょろっと拝借してくる姿勢が気にくわない。
まあ、金がかかってるだけの迫力はあるし、「トランスフォーマー」ってコンテンツがこれからもしばらく持つだろうなって印象は受けたけれど、観ているときのワクワク感が足りなかった。シャイア・ラブーフ時代はワクワクできたんだけどな。
ただラストだけは新3部作の始まりらしい終わりかたで、ついつい次回作に期待してしまう。
