40分ぐらい余分なシーンがありそうだが、一方で本来6時間の超大作を無理矢理短くしたため支離滅裂になってしまったかのような印象の5作目。花火師マイケルベイが今作も監督なのをエンドクレジットで知った。前作のシードの設定がなかったことになってるので、あ監督変わったからだな、と思ってたのでマジでビックリした。
前作以上に脚本がデタラメで、破綻してるというより不条理な内容になっている。地球が太古から執拗にトランスフォーマーズのストーカーにあっているのは十分に分かった。でもこの調子だと、南北戦争や東西冷戦、コロンブスのアメリカ大陸発見までなんでもトランスフォーマーが関わってそうで怖い。
ただ前作で危惧した、ファーウェイ製スマホのトランスフォーマーズが暴君トランプ大統領の悪を裁く、みたいな中国版トランスフォーマーズを作りかねないなという予想が外れてよかった。
