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トランスフォーマー/最後の騎士王のtetsuのレビュー・感想・評価

3.0
『バンブルビー』の予習で鑑賞。

前作から数年、政府から追われたため、娘と離れ、トランスフォーマーとスクラップ場に住んでいる中年・ケイド。
ある時、歴史に隠された"トランスフォーマーの秘密"を知った彼は、再び戦いの渦中に巻き込まれてしまい...。

四作目がまぁまぁ良かったので、結構期待していたんですが、良くも悪くも史上最大級のB級映画でしたね。
スコアは3点ですが、ここまでぶっ飛んでいたら、ある意味、3億点の作品とも言えるかもしれません。笑

舞台は中世、もはや何の映画なのか全く分からないOPに腰を抜かしながらも、初代の印象的な悪役やキャラクターが登場する序盤に期待していると、彼らがカメオキャラ的な扱いという体たらく。笑
それどころか、新キャラのロボットは、もはや顔が人間だし、トランスフォームしてねぇじゃねぇか...。笑笑
そんなこんなで文句を言っていると、まさかの画面サイズがトランスフォームするという謎仕様。撮影時のカメラサイズが違ったのかもしれませんが、さすがにここまでくると本編に集中できねぇよ!笑

「脳は筋肉、映画は快楽、
考えるよりも先に動けぇぇええ!」
そんなメッセージさえ感じる本作。
渋滞した設定に、ネタ切れ感がハンパない脚本、突っこみどころを挙げ始めたらキリがないですが、容易に駄作と切り捨てられない魅力があるのも確か。
劇中のセリフで語られる「英雄論」は愚直すぎて、ちょっと胸に刺さりそうでしたし...、まぁ、それも含めて、とにかく監督がやりたい放題してるから、見終わった後の満足感は大きい作品でした。笑

『トランスフォーマー 最後の騎士王』画面サイズが変わりまくるので集中して観賞できない - Togetter
https://togetter.com/li/1137582
(ど正論。)
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