派手でカッコいい見せ場がいっぱいあるけど、話がさっぱりわからなかった……。
サイバトロン星復活のために、地球からエネルギーを吸い上げることが必要で、それには魔法の杖が無いとダメで、それを手に入れるためにオプティマスを洗脳するっていうことだったと思うけど、なんかいろいろ盛り込みすぎてごちゃごちゃしてた。
一つ一つの出来事は派手だし、それをサービス満点だと思えれば楽しいけど、展開に関連性があんまりないから、登場人物が何かしようとするたびに「あれ? この人なんでこんなことしようとしてるんだっけ?」と思ってしまい、何だか乗れなかった。
過去作でもカッコよさを発揮していたオプティマスが、まさか自称神様のビンタ一発で簡単に洗脳されてしまうような単純かつ弱い姿は観たくなかった……。
それにあの創造主とかいう自称神様は何だったんだ……。
さらにオートボットと人間軍(TRF)の対立っていうのもけっこう重要なテーマだったと思うけど、いつの間にかあっさり解決してたのももったいない気がした。
そこの和解をもっときっちりやってたら良かったなぁと思う。
でも、「パパ明日はなにするの?」と聞かれて「明日考える」って答えてきマーク・ウォールバーグが、ヒロインに明日の予定を聞いたところと、娘に送るメールに感動した。
"Look up in the sky, I'm there for you.☺☺"
「空を見上げろ。いつでも そこにいるよ」