円柱野郎

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いよいよ最終回ということで、カットニスとスノー大統領の因縁にも決着がつくわけですが、個人的にはこの映画の大団円にはならない幕引きは悪くないと思った。
妹・プリムを守るためにゲームに参加したのに、結局最後は守れないという報われない話だったとはね。
結果的には第13地区のコイン首相にも利用されていただけだったけれど、最後に一矢報いたので…そこだけはスカッとしたかな。

ただキャピトルの爆撃にプリムが現れたくだりは唐突な感じ。
キャピトル潜入にしても結構行き当たりばったりで(ホロで行先を確認できるとはいえ)、なんだか戦術も戦略も感じ取れない大味な感じがこの映画に乗りきれないところでもある。
まあコイン首相はカットニスを陽動に使った上に爆撃をプロパガンダに利用するとか策士な部分も描かれてはいるけど、それ以前にカットニス部隊の行動がね。

スノー大統領は最後までカットニスとゲームをやっているような感じだったのだろうか。
彼が「無駄な殺しはしない」と語るように、自分の中でのルールがある人物の様に描かれてはいる。
まあ表面的な“悪役”ではあったけど、名優ドナルド・サザーランドが演じたおかげで貫録のあるキャラになったのは間違いない。
撮影中に亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンは、さすがに後半の登場場面が少ないけど元々ほとんど撮影済みだったそうだがらストーリーとしては成立するくらいは映っていたね。
でもラストに出てこず手紙にしたのは元々そうだったのか、それとも変更したのか…?などと考えながら観てました。