おなべ

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのおなべのレビュー・感想・評価

3.7
『ハンガーゲーム』シリーズの総評をさせて頂きます。ともあれ4部作で完結しましたが鑑賞者の評価は様々、賛否両論あります。しかしながら個人的には好きな部類の映画で比較的楽しめました。シリーズ全てを監督した《フランシス・ローレンス》監督の演出する世界観が自分とマッチしていたのかも。と言うのも 様々なミュージシャンのミュージックビデオを手掛けたり、自分が好きな映画『I am legend 』も制作している《フランシス・ローレンス》監督の音楽性との相性もあると思います。作中で味方を増やす為に、はたまた相手を煽る為にスピーチの内容に拘ったり、プロモーションビデオ等を用いて民衆を扇動したり“見せ方”を利用した策略が割と現実的で面白かったです。

もし自分だったらこうしたのに…というのは沢山ありましたが、内容として全体的に気になる部分は少なかったです。思いもよらない所で裏切りや仲間割れがあって面白かったし。
疑問としては「マネシカケス」が反乱軍の象徴とされる意義目的がいまいちよく分からなかった事。内容への不満としては強いて言うなら最後の結末。制作費や制作日数などの都合もあると思いますが、もう少し納得のいく結末を期待していました。

結局平和が1番✨🕊
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