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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのMiYAのレビュー・感想・評価

3.5
少数精鋭部隊が潜入して大統領の命を狙う。味方が次々と斃れていき、かなりワクワクする展開。ところがカットニスが大統領と対峙する前に味方の爆撃で終了。そりゃないぜ、と思ったら、その後の展開がなかなか秀逸。暫定大統領になった反乱軍のボスがハンガー・ゲームをやるとか言い出す。専制者を倒しても、また新しい専制者を生むだけだったという皮肉。そこでカットニスがとった行動は至極納得のいくもの。

映画として盛り上がりに欠けるという見方もありますが、シリーズの大団円としては納得のいくものでした。

本作撮影中に死亡したフィリップ・シーモア・ホフマンの登場シーンがやや不自然だったのはやっぱりちょっと残念(大事な会議に彼がいなかったり、唐突に彼の手紙が読まれたり・・・)。
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