まつりか

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のまつりかのレビュー・感想・評価

3.6
飼い主の少女リリの父親に捨てられてしまった雑種犬ハーゲンが、虐待され、挙句闘犬にされてしまった後、収容された犬たちを率いて人間に復讐する。

犬たちの演技がすごくて、ハーゲン役はじめよくぞまあこんなに沢山の犬を統率できたものだと感心する。人間に牙を剥いた姿はめちゃくちゃ怖い。

犬たちが凶暴化しているのを聞いてリリがなぜ自分のせいだと思ったのか、など進行が強引な箇所があるが人間の傲慢さに対する警鐘を鳴らした力作。

牛の解体作業で内臓を取り出したり、ハーゲンが喉を喰い千切るなど目を背けたくなるシーンも多く、観る時間帯は要注意。
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