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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のnnn1909のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人間の都合に翻弄されるワンちゃんと飼い主の女の子の話

音楽の国ハンガリーでは雑種犬には税金が課せられ、父親が犬を捨ててしまう
保護団体に追われ、闘犬にされ、脱走して保護されて殺処分されそうなところでみんなで大脱走
少女は親や先生に反抗しながら犬を探し続ける。犬を愛していることが原因で危うく音楽学校を退学というところまで追い詰められ、半ば諦めてちゃんと音楽を始めたあたりで犬の大脱走を知る。
闘犬となったワンちゃんは少女に牙を向けるが慰めに使っていたトランペットでバーサク化解除

音楽が狂詩曲で、犬の狂って行く様、大人の狂った言動にあっていてよかった。
ワンちゃんパートの描き方がやけに擬人化されたようでリアリティが薄れたのがちょっと。もっとされるがままで、ワンちゃんの意思や心境は削いでよかったのでは、と思った次第です
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