まなみ

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のまなみのレビュー・感想・評価

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観たよ




孤独な少女リリとその愛犬ハーゲン
様々な事情により2人が引き裂かれたことでハーゲンの孤独な旅が始まる…
その事で後に人間から酷い仕打ちを受けた犬達が人間社会に反乱を巻き起こしていく

理不尽な現代社会に問題提起を投げ掛ける寓話的ストーリー

第67回カンヌ国際映画祭にて「ある視点」部門グランプリ、そしてパルム・ドッグ賞(優秀な演技を披露した犬に贈られる賞)の二冠に輝いたのも頷ける

本作は信頼出来るお友達マシボンからのおすすめで観たけど
正直観るんじゃなかったよ…

もうとにかく辛すぎて見てらんない
ハーゲンがこれ以上酷い目に遭わない様に祈りながら観たよ

心優しい飼い犬から徐々に野生化し、目が完全に獣になるまでの変化を演じたワンコの素晴らしい演技力に脱帽

またCG無しと言うワンコ大脱走は流石の大迫力!!これぞリアルアニマルパニック!
いいよいいよ、どんどんやっちまいな!!と胸熱が止まらない←

また、リリが奏でる音色によって心を溶かしたワンコ達のその後を思うと只々胸が苦しくなる…

ワンコ好きには辛いし逆にある意味では堪らない映画でした
ありがとうマシボン!
まなみ

まなみ