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  • ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲の感想・レビュー

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

Fehér Isten/White god

上映日:2015年11月21日

製作国:
  • スウェーデン
  • ドイツ
  • ハンガリー
  • / 上映時間:119分
    監督
    コーネル・ムンドルッツォ
    脚本
    コーネル・ムンドルッツォ
    キャスト
    サンドー・ゾター

    「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」に投稿された感想・レビュー

    てくのすけ
    てくのすけの感想・レビュー
    2016/01/05
    3.5
    捨てられた犬が、敵意に遭遇し試練に耐えて取り戻す野生の本能。犬軍団を従え人間たちに牙を剥く姿は壮絶。一方で愛犬を捨てられた少女のやさぐれながら知る父の思い。二者の見失った愛情と保護犬という社会問題を悲しき反乱の物語を通して描く。

    気弱だったペットが虐待した人間に立ち向かう反逆が熱く「犬版・猿の惑星」の異名も伊達じゃない。冒頭を始め画的に素晴らしいシーンも多く、テンポが良いわけではないけど犬たちの疾走感による興奮度も高い。これがノーCGとは驚愕。ラストショットに震える。
    邹启文
    邹启文の感想・レビュー
    23時間
    3.9
    犬のパートは、要所要所でフィックスの絵と、手持ちの絵との使い分けがしっかりできていて好印象。
    しかし人間パート、あれはなんだ。無理して犬のパートに合わせようと無理に手持ちカメラで撮ってエセドキュメンタリー感を醸し出す。人間パートこそ、しっかり全部映画的に撮っておいたほうが確実にこの作品にさらに重く心に残る映画にできたのでは?
    海
    の感想・レビュー
    2日
    5.0
    映画全体がどうとかなんてもうどうでもいいくらいうつくしいものを見た。百匹以上の犬と、一人の少女との対峙。ただこの数分の時間に、すべての音も熱情も悲しみや怒りでさえ、飲み込まれてしまった。

    許せないことはいくつもあった。何匹もの犬が命を落とす。小さな温かい命が、人間の冷たい指先に、奪われていく。感情は狂い、祈りはおかされて、愛の日々はただ、お互いの記憶にのみ宿る。

    誰かがくるしんで、どんなふうに死んでしまって、どのくらいにきずついていて
    ほんとはそうじゃなくて
    だれがわたしを呼んでいて、わたしはだれをあいしているのか
    それだけが、真実を語れる心なんだと、思う

    少女の指先が、懐かしい音楽を奏でる。
    ハーゲンは、その指先に想いを馳せる。
    今まで自分にふれてきた冷たい指も、感じてきた苦痛やあじわってきた血生臭さも、全部忘れて。

    彼女たちは決して分かり合っていない。許しあって、もう一度愛しあえたわけではない。
    うつくしい瞬間に、二人は夢を見て、いつかの日々に息をして、風の匂いに、呼ぶ声に、応える鼻先に、くるまれて眠るだけ。

    ホワイト・ゴッド、あの小さな命たちが、神なのかもしれない。そう思いたい。純白の神は、私たちには殺せない。

    傷ついたからだ。毟られた羽。それでもまだ、たった一人の少女を守ろうとする一匹の犬。愛や庇護なんかじゃなく、ただ、お互いを守ろうという祈りだけ。伏せたからだには、濡れた瞳の先には、二人の間にある距離には、ただ、お互いの想いの強さを、尊重するための願いだけがあった。

    うつくしいものなんていつだって見ているし、感動もしているけど、いまうまれてはじめてふれたみたいに思う瞬間がある。そんな尊いものをもらった。だから今は、この評価で。

    2017/4/21
    ピンフまんがん
    ピンフまんがんの感想・レビュー
    2017/04/13
    4.1
    途中で泣いてしまった。後半の犬たちの迫力もすごい。
    序盤から中盤までは愛犬家には辛いシーンが続くので注意。後半、スリラー的なシーンも結構ありますがそこまでキツくはありません。
    犬の表情、演技、いい感じだった。
    nero
    neroの感想・レビュー
    2017/04/11
    4.5
    だからあ 変な日本語の副題付けるなって!! ほのぼの感動系動物ムービーかと思っちゃうじゃないかあ(怒) もちろんホラーでもパニックでもない 2015年の公開作だし 誤解されていそうなので あえてのネタバレ全開レビュー いい映画ですよ

    ストーリーは 母親に捨てられた少女リリが うまくいかない父親との関係に悩む中で 味方だった犬ハーゲンを父に捨てられるところから始まる 
    ハーゲンはリリを探し放浪を始める 舞台は 雑種には税を課し不払いなら収容所行きという施策が敷かれた架空の都市(全編具体的な地名は一切出てこない) 

    父親の勤務すると畜場シーンを除けば(これがまた不穏) 野良犬達と絡む当りまでは確かにわんわん物語風だった テリアとの友情or愛情っぽい交流にほっこりしたのも束の間 市の犬狩り隊が襲撃する(これがまた黒ヘル・黒バイザーで不穏) 辛くも逃げたハーゲンは 悪党に騙され地下闘犬組織に売られ 闘士として作り変えられる(ここはなかなかハードな描写で保護団体からクレーム来そうなほどだ) ハーゲンはデビュー戦で相手を殺し その勢いで逃亡するが 結局犬狩り隊に捉えられ収容所行きとなる 

    一方のリリ 最初は必死にハーゲンを探すんだけど そのうち楽団仲間の兄ちゃんにお熱で 犬のことなど忘れて追い回し あげくにドラッグパーティ で補導される で ようやく父と少し近づく

    収容所では弱いものから処分されている ハーゲンは自分に矛先が向いた瞬間 闘犬訓練がフラッシュバックし 係員を殺して脱走 ”250匹わんちゃん大暴走”の始まりだ  
    あとは血の惨劇が続く 自分を地下に送り込んだ悪党を殺し 犬狩り隊も粉砕 遂に警察(?)による実力行使が始まる 犬たちが射殺されていく光景は観るのがツライ 

    ラストはリリのトランペット(ハンガリアンラプソディ=オケも同じ=)にハーゲンが落ち着きを取り戻し 怒り狂っていた犬達もみなリリの前に伏せる 戦闘解除だ

    原題:Fehér Isten/White god ハーゲンは茶色だし 白い犬なんか別にフィーチャーされもしない なんでこのタイトル? と思っていたら とあるサイトで 雑種犬は移民のアレゴリーという解説をみてなんか腑に落ちた ハンガリー/ドイツ/スウェーデン合作つうのも ならば納得 これは 移民を異分子として排除しようとする社会で 「お前たちの神は白いのか?」という問いかけを犬に託した寓話なんだ 
    だからラストで 地面に寝そべり同じ目線で見つめ合うリリとハーゲン そこに父親も加わって 俯瞰でEND というのも理解できる たしかに あとは「時間を掛けるしかない」のかもしれないもんね あのラストシーンは映像としても表現としても素晴らしい なのにチラシの画像が違うのは何故? 意味が違ってしまうだろうに

    ”ハーゲン”ていう名称自体『ニーベルンゲンの歌』の登場人物でジークフリートの宿敵というのも意味深 ハンガリアンラプソディも原曲はロマ(所謂ジプシー)の民謡だったらしい つくづく配給会社のセンスの無さに落胆だ

    エンドクレジットには犬たちの名前もあった 犬達はすべて保護施設から調達され 撮影後はすべてが新たな飼い主に引き取られたってのはいい話だねぇ
    よしだ
    よしだの感想・レビュー
    2017/04/11
    3.6
    人間に捨てられ、虐げられてきた犬たちの反逆。250匹の犬が駆け抜けるシーンは圧巻の一言でした!動物コーディネーターの方にがんばったで賞を送りたいです。

    少女リリと飼い犬ハーゲンが離ればなれになって、お互い壊れていく様がとても悲しい。特にハーゲンが犬とは思えないほど表情豊かで泣きそうになる。でも見所はほとんど最後のほうなので、119分はちょっと長いかな。

    出演している犬はほとんど保護施設から集められたとか。素晴らしいことに撮影後、みんな引き取られたそうです😭👏
    おしり星人ゴア
    おしり星人ゴアの感想・レビュー
    2017/04/06
    3.3
    【なんじゃこの映画は♥!?笑】

    この時代こんな撮影の仕方をすると、動物愛護団体が本気で騒ぎだしそうなんだけど、、撮影国の法律がどないなっとんねん💦とか、生活や文化の違いとか、色々想像しちゃいましたわ。

    主演の女の子(ジョーフィア・プショッタ)があまりに魅力的♥で、その美しさに吸い込まれるように最後まで見れましたね。※子役時代のジョデル・フェルランド好きなら共感できるかと😆

    はてさて、この作品は人間の虐待に対するワンちゃん達の復讐劇なのか、少女と動物の絆を描いているのか、それとも単なるロリータものなのか、いったい何を伝えたいのか途中からワケわからなくなりますがw、もし気になってるなら、あまり期待しないでどうぞ。

    ps:ラスト笑うとこじゃないですよ!🎺~♪
    ren1115
    ren1115の感想・レビュー
    2017/03/28
    2.7
    犬の感動の物語と思っていたが、
    実際は違う作品で思った以上にグロが強く、ある意味想像以上だった
    だが期待度は越えてこなかった
    shoh323RA
    shoh323RAの感想・レビュー
    2017/03/23
    4.0
    🖇
    駄音
    駄音の感想・レビュー
    2017/03/21
    2.3

    このレビューはネタバレを含みます

    ええ...なんだこれ...
    最初は少女と犬の愛情物語かなって思ってたけど途中からゾンビ映画みたいになってるし酷いことしてきた人間に復讐してるのもなんかシュールだし少女も犬に「なんでこんな酷いこと... 」ってその犬がやったってなんでわかるんや!って話...

    あとなに、クラブって...ハンガリーって娯楽ないの?犬がいなくなってぐれちゃったっていうらだけ?

    でもあんだけの犬を訓練して撮影したっていうのはほんとにすごいと思う。
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