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スラッカーのacottのレビュー・感想・評価

スラッカー(1991年製作の映画)
3.8
リチャード・リンクレイター監督の映画はビフォア3部作を始め全然観たことなくて、なんか合わなそうと思って敬遠してたけど、演出手法とか面白かったので他のも観てみようと思った。

街の変な人へのインタビュー集みたいなドキュメント映画なのかと思ってたんだけど違った。
最初の出演者は監督自身。カメラに捕らえられた人が街で人と出会い会話する、次はその会話相手にカメラが移ってさらに…というのが数珠繋ぎのように続いていく。そこで話される内容はほとんど会話になっておらず、ちょっと変なこだわりを持った人の独白なので脈絡とかない感じ。オカルト成分多め。

最後の方でここで終わればいいのに、ってとこがあったけど本当の終わり方最高だった。
最後のシーンの映像が特に90年代感あふれる画質でグッときた。

高崎の若い人たちが主催した映画イベントにて。
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