すんご〜い重いけど時々笑いがあって
後味すっきり爽やかな映画。
こってりしたものを食べた後の締めのデザートで腹一杯にした感じというか。
なんか違うな.....
辛いことがあってもちょっとした幸せがあれば前を向けるというか、意外と
「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ。」
とリップヴァンウィンクルの花嫁 で誰かが言っていましたが
そんな小さな幸せの大切さを実感できる素晴らしい映画でした。
終盤のそれぞれの登場人物の独白が誰も聞いちゃいないんだけど、今まで溜め込んでいた悩みとかが吐露されててめちゃくちゃリアルだった。
自分だけかもしれないけどあまりにもイライラしてよくわかんないけど、涙が出て1人で暴言吐いてストレス発散する感じ。
その時は自分が世界で一番不幸なんじゃないか？みたいなあの感じと。
斉藤和義のベリーベリーストロングでこんな歌詞があるけど
「自分の仕事が一番辛いと思う奴にはならない。」
これを思い出しました。
自分が自分が〜
じゃなくて少しでもいいから周りの人に小さなことでもアドバイスしたり、話を聞いてあげるだけで
案外悩みなんてなくなるんじゃないのかな？
この映画の登場人物達のように。
