映画館に行けなくて、ずっと見たかった作品のひとつ。
自分だけが、悲しみを抱えてるわけじゃないと思わせてくれる。見ていて、苦しくなるけど、どうしようもない気持ちを、行き場のない思いを持ってる人はたくさんいて、みんなそれでも生きてるんだなぁと思うと、このもがく感じもそれはそれでいいんだと。
何かになれなくても、大事な人を失っても、あなたが悪いわけじゃないって言われてるような気持ちになりました。
橋口監督の作品は、そこを見てくれてたんだ!っていう喜びがあります。
アツシの同僚の黒田さんの優しさが、ほんとに沁みる。そこが1番泣きそうだったかも。