恋人たち(2015年製作の映画)

上映日:2015年11月14日

製作国:
  • 日本
  • / 上映時間:140分
    監督
    橋口亮輔
    脚本
    橋口亮輔
    キャスト
    篠原篤
    成嶋瞳子
    池田良
    安藤玉恵
    黒田大輔
    山中崇
    内田慈
    山中聡
    リリー・フランキー
    木野花
    光石研
    あらすじ
    通り魔殺人事件によって妻を失い、橋梁点検の仕事をしながら裁判のため奔走する男、アツシ。そりが合わない姑、 自分に関心をもたない夫との平凡な暮しに突如現れた男に心が揺れ動く主婦、瞳子。 親友への想いを胸に秘める同性愛者で、完璧主義のエリート弁護士、四ノ宮。心に傷を抱えながらも、幸せを求めて生きる3人の“恋人たち”を、稀代の才能・橋口亮輔は、時折笑いをまじえながら繊細に丁寧に描きだす。どんなに絶望的な世界であっても肯定し、ささやかな希望を胸に再び歩き出す―

    「恋人たち」に投稿された感想・レビュー

    タナカノゾミ™
    タナカノゾミ™の感想・レビュー
    2016/10/27
    -
    よかった、血のかよった日本映画だった
    101miss
    101missの感想・レビュー
    5時間
    4.0
    主人公3人の哀愁、絶望とかを切り取ったストーリー。無常な中にでもほんの少しの温もりを感じる、そんな作品でした。
    徹底した地味感がむしろ良かった。
    slow
    slowの感想・レビュー
    8時間
    4.2
    不完全な恋人たち。
    不条理な事件で愛しい人を失った橋梁点検士の男。表情には常に憤りが滲み、誰にともなく言葉を溢し続ける。
    無口な夫とその姑と暮らす女。奥底にあった身体中の毛穴が開く感覚と、不意に客観視してしまった現実の間で揺れ動くのは何心か。
    全てを掌握し、完璧な路を歩んで来たはずの弁護士の男。しかし、その足取りはいわれのない扱いに脆くふらついてしまう。

    冴えない中年の男女がはしゃぐ姿なんて誰が見たいんだ。普通ならそう思ってしまいそうだけど、何故こんなにもキラキラと美しく面白いシーンとなってしまうのか。凄い。
    役者の好演、と言うか演技の違和感の無さは生々し過ぎる程。その中でも安藤玉恵は異質な個性を、黒田大輔は抜群の存在感を放っていた。2人のおかげで一方向に偏りそうな作品の比重はいい意味で分散されていたように思う。しっかりと脇役でありながら、しっかりと爪痕を残す。本当に素晴らしい。

    生傷に何度も気を失い、傷跡を見る度に気が狂う。この苦しみは特別なものでも何でもないんだ。それぞれの現実にそれぞれの苦闘。過去と夢に逃避する者もいれば、受け入れられずに涙する者もいる。自分の存在すら見失い彷徨う魂に、そっと、思いがけず触れる他人の言葉。それは鬱屈した社会の中で、どれほどの意味を持つのだろうか。
    KenSaito
    KenSaitoの感想・レビュー
    1日
    3.0
    大物はほぼキャスティングされていない。
    だからこそ出せるあのリアル感。
    だみ
    だみの感想・レビュー
    1日
    2.5
    よくも悪くも邦画らしさ満点。
    辛いこともあるけど
    日常は続く系はちょっと食傷気味なので
    この映画を選んだのは間違いだった。
    とがり
    とがりの感想・レビュー
    2日
    2.1

    このレビューはネタバレを含みます

    人と観たら死ぬ系のやつ。

    40代くらいの新鮮さを失った田舎の貧乏な夫婦と、インチキ水を売りつけるスナックのババアとその夫。
    &
    レイプ魔に奥さんを殺されて
    廃人になってる橋直す男

    の2カップルが出てくる。

    暮らしの貧しさがリアルすぎる。外人に日本の家ってどんな感じって言われたらこれ見せたいレベルで生活感が出ている。

    おばさんがヒステリー起こしながら弁当作って周りに当り散らしてるシーンは
    本当日本のババアってこんなんだよな
    と思った。

    夫婦がヤるシーンは、
    「まじかこいつらで濡場シーン映すのか」
    と気が遠くなったレベルで、
    絵的に苦しいものがある。

    男の職場の人間、置いてあるもの全てが、
    いかにも低脳な中小企業って感じ。

    結局何が言いたいのかわからなかったけど、
    生きるって大変だなって思った。
    ゆい
    ゆいの感想・レビュー
    2日
    3.5
    けっこう長かったので途中飽きてきたが後半は集中して見れた。
    ずっと暗く重いかんじでおわるかと思ったけど決して明るくはないけど良い方向へと変わったのでよかった。
    ふーたこ
    ふーたこの感想・レビュー
    4日
    4.0
    等身大の生きにくさ。
    リアリティがありすぎて辛いけれど、素晴らしい映画だった。
    キテレツ
    キテレツの感想・レビュー
    5日
    3.8
    橋口監督作を初めてみました。
    上手だなぁ〜役者以外違和感なし

    PIECEマークの様な映画だった。(円は鑑賞者を表し鳥の足を作品として表すと)
    ちょっと長い、気になるくらい。

    ロケーションと部屋の作り込みがもう本当良かったなー、けど乗れないし酔えなかったなー。
    金楽
    金楽の感想・レビュー
    5日
    4.7
    橋口亮輔監督の7年ぶりの長編。
    テアトル新宿で観た。

    いやー、凄い。
    この映画をなんて表現したらいいのか。
    橋口監督はいつも自分の人生をフィクションに乗せてぶつけてくる感じだけど、この映画は特に凄い。
    空白の7年間に味わった絶望や苦悩が込められている。だけど最後は優しく手を差しのべてくれるような。
    橋口監督の映画はいつも厳しくて優しいけど、たぶん監督の人柄なのだろう。

    自分は橋口監督のファンなのでインタビューなどを読み漁り、この7年に何があったのかを僅かに知りながら鑑賞したけど、そういう知識などなしに観て全然いい。何の先入観もなしに観てほしい。
    言葉にすると陳腐だけど、傷ついた人や人間関係に疲れた人に寄り添ってくれるような映画だと思う。

    主役の3人はワークショップで選ばれた無名の役者。
    余計なイメージや手垢のついてない、さっきそこの畑でとってきたばかりです!みたいな役者の生身のリアリティー。めちゃくちゃ感情移入できた。
    そしてその3人を周りで支える「プロ」の役者達、素晴らしい。
    やっぱり橋口監督の役者への演出は凄い。

    『恋人たち』のような映画はたぶん何十億円のヒット作品にはならないし、こういう映画が大ヒットしないのはそれはそれで健全だとも思う。
    でも観た人には何かしらの救いがある映画だと思う。
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