愛の小さな歴史のヴレアのレビュー・感想・評価

なかなか重い作品だった。
基本的なテーマとしては家族愛だが、一筋縄では行かない。
様々な問題をかかえている二組の家族の物語が平行して進んでいく。時に胸糞悪くなる展開もあったが、互いに思いやる気持ちの大切さなどを訴えているので良かった。
また、役者の演技が素晴らしく、凄い引き込まれた。

全く関係の無い二組のドラマを交互に見せて無理矢理感動を増幅させる手法は「怒り」という映画を思い出して、少々くどいなぁと思ってしまった。