面白すぎてシリーズ5本を全て一気に見てしまいました。どれも面白かったですが、個人的には1作目が一番好きでした。
以前から見たいと思っていたのですが、40年前の作品であることと、ヤクザ社会を肯定し、カッコいいものと描くだけの作品という印象で敬遠していました。しかし、印象と違い凄く面白かったです。
シリーズを通してヤクザという存在を賛美するのではなく、組織に属する葛藤や、ヤクザ故のしがらみを描くことに重きを置いています。主人公が暴力の連鎖に疲れており、その目線で描かれるため、作品全体を通して諦めや、達観の雰囲気が漂っており、その雰囲気がとても好きでした。