トランスマスター

仁義なき戦いのトランスマスターのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
4.0
現在は海外ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』を観ていて。無性に昭和のヤクザ映画が観たくなり視聴。

戦後の混沌とした広島を舞台に進駐軍や闇市のテキ屋など暴力が正義の時代に胆力と腕力でのし上がる博徒のお話。裏切りが蔓延するのでアクションというよりミステリーのような要素もあります。

◆良い点/注目ポイント
・菅原文太や松方弘樹の顔つきやファッションが、今観てもクール。私の髪型は現在『震災刈り』ですが、60歳超えたら『角刈り』に挑戦しようと思います^ ^。
・キューバにしか走行していないような古いキャデラックがこれまたクール。
・BGMの入れ方などタランティーノ映画のようなテイストも素敵です。

◆改善点
・拳銃の撃ち方が片手で構えているにもかかわらず肘が曲がっているなど少しリアル感が無いのが残念。

◆総括
・洋の東西を問わずアウトローを題材にした映画は楽しいです。その理由は行動範囲に制約がなく一般市民よりやる事が多彩なため映画の題材としては秀逸だと思います。『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』視聴中は、映画はこの『仁義なき戦い』シリーズを続けて観ていきますので、宜しくお願います^ ^