赤足

仁義なき戦いの赤足のレビュー・感想・評価

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
4.0
「孤狼の血」と「アウトサイダー」を見てから、そー言えば、元となった。「仁義なき戦い」を見てなかったのを思い出し🤔💭💭
《いつか見よう作品》の中でもなかなか見る機会がなかった作品に遂に手を出してしまったのだが...ちくしょう、もっと早くに見ておけば良かったと後悔したง゚`ω´ ゚)ڡ≡)過去の自分|!!!

戦後間もない日本の広島県呉市を舞台に当時実際に起こった抗争を基に、全五部作として製作され、日本映画史に残る名作としてその名を刻んだ。仁義なき戦い第一作目。様々な人物や策略や裏切りから仇討ち成り上がり等その圧倒的な熱量とテンポと主人公演じる。菅原文太や兄貴分の梅宮辰夫、若頭の松方弘樹や田中邦衛と親分を演じる、金子信雄など堂々たるメンバーの役者陣の熱に当てられること間違いなし!複雑に絡み合った人間ドラマで途中ごっちゃになってしまうかもしれないが。簡単にいうと大きく勢力を拡大し過ぎて統制が取れなくなった。山守組でのほぼ内輪揉め(笑)なのだが、それを感じさせない人間ドラマとバイオレンスと哀愁ある人間味ある、菅原文太は特に存在感が爆発しており。葬儀で銃を発砲するシーンはカッコよく渋く、そこにシビれる憧れる存在であった。

これぞ、"バイオレンスエンターテインメントヒューマンドラマヤクザ映画"(長い)であり海外がゴッドファーザーならば、日本は仁義なき戦いであり。今の時代、日本男児が忘れてしまった。「THE 漢」たる姿が見事にそこに映し描かれ、その後の色々な作品に影響やヤクザというイメージの根底を固めた作品としても納得がいくほどのパワーを感じた。当時から今もゴジラとヤクザが未だに人気がある理由もこの作品を見ることで理解できるはずだ。
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