Stroszek

劇場霊のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

劇場霊(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2015年。エリザベート・バートリの人生を描く舞台『鮮血の呼び声』が上演されることになるが、舞台装置として使われる等身大の人形が怪異を起こし始める。エリザベートと人形の間に「若く生命に満ちた娘への嫉妬と羨望」という類比。人形の殺人方法が一貫していない。若い女性は生気を吸われて死ぬが、男性の死に方は明示されていなかったと思う(恐怖による死か?)。人形の顔が綺麗すぎてあまり怖くない。演技はさすがに主演以外の二人(女優プロパー)の方がうまい。演出家と肉体関係を結ぶことにより一皮剝けるみたいな描写はどうかと思う。
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