革命によって国民、武装兵士、そして親族同様だった従人が一夜にして敵になり
独裁体制を行ってた元大統領と
小さい頃から大統領を受け継ぐための訓練を受けてきた戦争を知らない孫の逃走劇
逃走した先々で元大統領が目にする市民の貧しい生活
兵士の女性に対する扱い
政治に反対したことで投獄され生活を、人生を奪われた者
すべての悲劇の元凶は自分の行っていた独裁体制
そんな国民の生活を目の当たりにして、今更後悔する元大統領
それでもなお平和ボケの孫のため、そして自分のために生にしがみつく様子が生々しい
映画ラストの台詞が深い、名台詞
観るのに体力がいる映画です