Kurita

独裁者と小さな孫のKuritaのレビュー・感想・評価

独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)
3.8
星野源さんのアルバムを良く聴いてるのですが"生きることは踊ること"というテーマが何回か繰り返されていて、心に残った状態で見たからか、
同じく"生きることは踊ること"、加えて"焼かれることは死ぬこと"というテーマが繰り返されてるように感じました。

彼は写真が焼かれてることで社会的に抹殺され、衣装を焼いたことにより生まれ変わって、火あぶりで身体的にも殺されそうになる。

憎しみの連鎖に呑まれないように必死で抗うことに意味があるのか、良くわからないですが
最後に"生きることは踊ることで、踊ることは間抜けであることを受け入れること"ということが提示されて、なんとなく腑に落ちました。

感動作というよりは、ユーモア交えながら人間の尊厳を問う力作と思います。