前に座ったジジイかババアか分からぬ老人がずっと大きめの声で笑っていたせいで、イライラして見てしまったので映画に申し訳無かった…
この映画3箇所くらい胸糞悪いシーンが有るのですが、そこでひときわ大爆笑してらっしゃったので((ここもしかして戦時下あるあるなんだろうか…こんなの生ぬるいんだろうか…))と思って勝手にゾッとしました。
父方母方の祖父母全員好きじゃないせいか、孫と祖父の関係性に関してはあまり腹に落ちるもの見つからず。大統領の悪行が割愛されまくってるので「良いおじいちゃん像」だけが際立ち感情移入のバランスもあんまり良くなかったように思います。
普通こういう時代場所をぼやかして描く時ってモノクロ映画にすると思うんですが、本作は徹底的に固有名詞を排したり多国ロケで舞台に拘ったりといった努力でうまくぼやかしていたので演出の力を感じました。
思った以上に分かりやすい作品だったのでカンダハールあたりもきちんと見てみます!