このレビューはネタバレを含みます
きっとどこかでずっと続いる話
「ただの祖父と孫だ」って言った独裁者はどんな気持ちだったんだろう
途中で出会ったテロリスト?の言葉「痛めつけられたものは必ず復讐に来る。それが永遠に続くことになるぞ」が本当に憎しみの連鎖の真理かなって思う。そしてこの人はほんとに国を想っている人だと思った。自分の憎しみばかりに突き動かされないで何が最善かちゃんと考えられる人だった
そしてその後に別のテロリストが自分の水をみんなに回して与えた時に、大統領が今度はみんなにタバコを回してあげたあの瞬間が善の連鎖だなって思った。
そういうのだけで生きていけるはずなのに人間は欲張りだからかなしいし娼婦が言っていた「人間は退化している」って言葉がよくわかる気がする。
孫がすげぇかわいいんだよな〜〜もうほんっと大事に育てられたんだなってよくわかるわがまま坊ちゃんでして〜〜かわいいよ〜〜
最後に砂の宮殿が波にくずされるシーンが切なかった
あとジョージア語さっぱりわからんけどなんかかわいい響きだった