モフセン・マフマルバフ監督☆
フィルマ先輩の間で評判良いこの作品。
私も観ましたぁ〜(´∀｀)
昔むかし、あるところに自分勝手な政治をする大統領がおりました。
ある日、民衆が暴動を起こし、独裁政権は崩壊します。
老いた大統領は小さな孫息子を連れて逃亡することに決めました。
撮影場所はジョージア🇬🇪ですが「どこの国でもありえる物語として撮りたかった」として、マフマルバフさんは架空の国家を舞台にしています。
これ、心臓に悪い〜っ！
国中の誰もが知ってる大統領。
ボロい服着てカツラ被って坊やと一緒に逃亡の旅をするんですけど、民衆にバレたら殺されちゃうの…。
カツラ被ったってねぇ💦
坊やも状況よく分かってないし…。
ヒヤヒヤする場面が結構ありました。
とびきりヒヤヒヤは、
①強風でカツラ飛びそう！ヒヤヒヤ。
②坊や聴き慣れた行進曲に反応！ヒヤヒヤ。
③坊や敵の前で「陛下」と呼びそう！ヒヤヒヤ。
もぉドッキドキ！
大統領の首には高額な懸賞金。
なのにこの２人、意外と大胆っ💦
ひどい独裁者だったのかもしれないけど、この大統領、民衆の非難を間近で聞くうちに悟るんだよね。
自分のしてきた酷いこと、民衆の苦しみ。
だからこそ、だからこそ！
たまらんラストでした。
やっとマフマルバフさんご本人の作品が観れました。
こないだのは奥さまの監督作品だったので、これが初。
一気に大好きになったんですけど、これがまたなかなか手に入らない。
むむぅ( ˘•~•˘ )
